最晩年のルーマンが自己のシステム理論の概念装置を明快に解説しながら、子どもという媒質と取り組む教育システムの特性を描く。初期から一貫して教育に関心を持ち続けたルーマンのシステム論、円熟の到達点。〈受賞情報〉日本翻訳出版文化賞(第41回)