侍は、いかに美しく生きるか-。内匠頭の刃傷・赤穂藩の廃絶に直面した大石内蔵助は、その一点を支えに、吉良・上杉・柳沢への戦さを開始する。従うは四十六士。謀計、策略、韜晦。人知を尽くした闘いの果て、討入は壮絶な斬り合いになった-。忠臣蔵の世界を真正面から全く新たに描く画期的作品。