統一モデリング言語UML(Unified Modeling Language)とは、システムモデルの表記法です。OMG(Object Management Group)によって標準化され、開発者の間では、オブジェクト指向のソフトウェア開発に不可欠なものであるという認識が定着してきています。UMLを利用すると、ソフトウェアシステムのモデリングプロセスをわかりやすく設計でき、さまざまなオブジェクト指向の発想や提案を共有し、発展させることができます。本書は、UMLの主要な部分と開発プロセスでUMLが果たす役割を明快に説明しています。