「近代史料学」の構築へ初の本格的研究。近代史料の基本である国立公文書館所蔵の種々の史料を駆使し、従来の古文書学などの研究方法をも活用しながら、明治太政官文書の全体像を構造的に把握しようと試みた意欲的な書。