本書では、まず別姓の現実をみずからの体験もふまえながら整理し、つぎに女性の氏名には女性の地位が反映してきた歴史をふりかえり、最後に個人の独立・平等・自由という法原則の立場から、具体的に夫婦別姓・同姓選択制度を検討する