平凡な家庭にカルト宗教が入り込んだ時、子どもはどんな影響を受けるのだろうか。親からの愛情や関心を奪われ、集団の中で精神的、身体的虐待を受けて心に深い傷を負った子どもたち。本書は、カルトの子が初めて自分の言葉で語った壮絶な記録であり、宗教に関わりなく現代の子育ての闇に迫るルポルタージュである。