手術は無用。抗がん剤治療の90%は無意味。がん検診は無駄。「がん常識」を一変させる革命書。第57回文芸春秋読者賞受賞。本書は、こうすればがんが治るだとか、がん治療に明るい未来があるのだと語るものではありません。むしろ、がんは今後も治るようにはならないだろうことを説くものです。…しかし、がんに対する不安や恐怖が、がんの本質や性質に関する無知や誤解にもとづいていたのだとしたら、新たな知識や視点を得ることによって、不安や恐怖はむしろ解消されるのではないでしょうか。