伝統の技、機能美、気品、遊び心――さまざまな要素が織りなす「木の逸品」を生み出す匠の真髄に迫る。家具作家から木漆工芸家、クラフト作家まで総勢20人のクリエイティブな木の作り手たちが登場。関東地方の工房を訪ねて聞いた、彼らの信念や創意工夫をていねいな取材で伝える。椅子やテーブル、器やカトラリーなど、一生つかえる逸品をフルカラー写真でふんだんに紹介。愛好家から職人まで木工を愛するすべての人に贈る一冊。
★活躍中の木工家20名を紹介:
関東地方(東京、神奈川、栃木、茨城、群馬、山梨など)に在住する木工家、木漆工芸家、家具修復家、木象嵌作家などを紹介。作品への思いやその人となり、ものづくりへの考え方、愛用の道具といったテーマに迫る。
★さまざまな木の作品を掲載:
ナラやケヤキの椅子、腰にフィットする椅子、ハイバックチェア、スツール、テーブル、西洋の伝統的な家具、厨子、樹の鞄、挽き物の拭き漆仕上げの器、指物の小箱、刳り物の色漆仕上げの器、クルミのボウル、寄木細工の器、錆絵椀形鉢、木象嵌、カトラリーなど多数の作品を紹介。
★約300点のカラー写真を収録:
作家の代表作をはじめとする数々の作品、木工家たちが仕事に取り組む姿、工房の様子、愛用の道具などの写真をふんだんに収録。