〈日本が国家として形成された古代、時代を牽引していたのは女性たちであった〉
〈女帝《推古天皇、皇極(斉明)天皇、持統天皇、元明天皇、元正天皇、孝謙(称徳)天皇》をテーマにめぐる飛鳥・奈良〉
奈良が日本の中心であった飛鳥・奈良時代は、女性も歴史の表舞台で活躍した時代でした。200年弱の間に8代(6人)の女性天皇が即位して、その事績をたどれば、日本史上の大きな決定が多くなされていることに気付かされます。本書は女帝にスポットをあてて、そのゆかりの地をイラストと写真で紹介していきます。古代ロマンを味わいながらの奈良の旅は、また一味違ったものになるでしょう。推古天皇、皇極(斉明)天皇、持統天皇、元明天皇、元正天皇、孝謙(称徳)天皇をはじめ、光明皇后や他の皇女についても触れています。