〈ミクロな世界を堪能。刀装具に込められた人の思い、技の粋〉
〈こんなにすごい! 美しいだけでない吃驚仰天の技術の結集、刀装具の魅力〉
刀剣の着物である刀装具は、戦闘具から装身具へと移行した江戸期に、一気に工芸的な発展をとげました。武家や富裕商人の象徴として、各時代を代表する名工が作品を作り、意匠・技術両面から日本美を雄弁に語る見事な工芸品となっています。本書は、刀装具を一般向けに紹介する本格的なビジュアル書籍。作品鑑賞を楽しみつつ、要所に刀装具を見るための技術解説等を織り込み、鑑賞しながら自然と知識が付く刀装具初心者だけでなく、愛好者にも魅力の一冊です。