日本の最先端技術を支える町工場。しかし、その町工場は男たちだけのものではなかった。「粋な旋盤工」小関智弘が訪ね歩いた町工場のおんなたち。機械工、CADの設計士、手帳屋、仕立て屋、印刷工…男社会にもまれ、時代にもまれた彼女たちが、明るくたくましく生きる姿を絶妙な筆致で描き出す。