塩の味、あのコロッケ、骨まで愛すべし、蕎麦のお噂、シュリーマンと日本の家庭、もうひとつのサトウの面影、私の長寿食、庭焼き豚、鯉に恋する、茄子の美味…食と食べ物について考えだすと止まらない著者が、食とその背景の文化を縦横無尽につづった文庫オリジナル・エッセイ集。