「詩の絶対」の探究を支えた広大にして壮麗な詩的思考の営み。幻のモード雑誌『最新流行』、言語論、洒落た交遊の姿を想わせる『折りふしの詩句』、文壇人としてのさまざまな活動、そして神話的な「書物」…マラルメの全体像が初めて明かされる。