いじめや不登校など,子どもたちを取り巻く環境は厳しさを増しています。こうした中,未来を担う子どもたちを健やかに育む「教育」の使命は,ますます大きくなっています。
4年前,仙台・宮城で,これまでにない新しい取組が生まれました。ある一つの出会いから始まったものですが,実践を重ねれば重ねるほど,「これは次代の教育の基盤になる」という思いが強くなりました。
子どもたちの対話から始まる「探究の対話(p4c)」は,いま日本の初等中等教育が目指している「主体的・対話的で深い学び」をもたらす絶好の取組です。子どもたちの幸せを願い,教育に関心をお持ちの皆様には,ぜひ読んでいただきたいお薦めの一冊です。