議員の娘だが周囲から軽んじられるタイピストのルース・エルダーは、職場で拾った奇妙なメモのことを警察に話すと同僚たちに吹聴した。その後副書記長ら、タウンホールの上級職員から紙片について問い質され、彼女は怯え始める。町では開発計画にまつわる不正入札の疑いが持ち上がっており、彼女の証言が重要な役割を果たすと思われた。その矢先、ついに犯人は実力行使に及び……連続する事件の背後に隠れる意外な人物の正体とは?