• 著者宮部みゆき
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784101369327
  • 発行2009年12月

孤宿の人 下巻

加賀様は悪霊だ。丸海に災厄を運んでくる。妻子と側近を惨殺した咎で涸滝の屋敷に幽閉された加賀殿の崇りを領民は恐れていた。井上家を出たほうは、引手見習いの宇佐と姉妹のように暮らしていた。やがて、涸滝に下女として入ったほうは、頑なに心を閉ざす加賀殿といつしか気持ちを通わせていく。水面下では、藩の存亡を賭した秘策が粛々と進んでいた。著者の時代小説最高峰、感涙の傑作。

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 能面検事の奮迅
  • 東京すみっこごはん / レシピノートは永遠に 文庫書下ろし
  • 不機嫌なコルドニエ / 靴職人のオーダーメイド謎解き日誌
  • 坂東玉三郎 / すべては舞台の美のために
  • 最後の晩ごはん ゲン担ぎと鯛そうめん
  • 最後の晩ごはん 兄弟とプリンアラモード
  • テロリストの家
  • 東京すみっこごはん
  • 東京すみっこごはん 雷親父とオムライス
  • 東京すみっこごはん / 親子丼に愛を込めて