企業会計原則は、実務基準であると同時に、理論的規範でなければならず、いつの時代にも対応できる状況適応力や客観的認識力が要求される。さらに、企業会計原則は、規範的な理念性と指導性を持ち、公平で公正でなければならず、いわば会計における「憲法」であるといえる。本書は、このような視点から企業会計原則を認識し、論述したものである。