嘉穂には、母のちがう妹が2人いる。その2人と父は、遠くに家庭を持っている。それは、たいへんなことだけど、今、何が自分にとって大切なことかは嘉穂にはわかりはじめている…。〈受賞情報〉椋鳩十児童文学賞(第21回)