世界史が音をたてて動き、地球環境の悪化が急速に進む今日、日本人はどのように生きるべきか。政治学者として、またキリスト者として、著者は、民主主義の精神を踏まえ、教育・宗教・人権・平和問題を原点から問い直す。日本人の精神構造を<影>の部分からとらえ、21世紀に向けて<持つ>文明の価値観を超える新しい生き方をさぐる。