• Author池波正太郎
  • Publisher文藝春秋
  • ISBN9784167142872
  • Publish Date2008年2月

乳房 新装版

「まるで不作の生大根をかじっているようだ」さんざんにもてあそばれた挙句、罵られ捨てられたお松は、偶然出会ったその男、煙管職人の勘蔵を絞殺してしまった。-この言葉を胸に秘めて、数奇な運命を辿るお松を評して、長谷川平蔵は、「男にはない乳房が女を強くするのだ」というが…。鬼平犯科帳番外篇。

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