確かに余っている――。仮性包茎のヒデミネさんは自らの男根(ちんちん)を見つめながら、気がついた。まさに『古事記』でいう「余れるところ」ではないか。なんで、こんなに余っているのか?その謎を解明すべく、日本中をたずね歩いた。老若男女の語る男根秘話の数々、阿部定の情念にたじろぎ、インポ(ED)になりながら、辿り着いた境地とは?正しい計測法、巨根幻想を、考古学、宗教、医学、生物学から紐解く。三島由紀夫も仰天!?のノンフィクション!