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  • 著者佐伯泰英
  • 出版社双葉社
  • ISBN9784575665086
  • 発行2011年7月

一矢ノ秋 / 居眠り磐音江戸双紙〔37〕

桜の花びらが水面に浮かび、江戸が春の気配に包まれる頃、駒井小路の桂川甫周邸を訪ねた品川柳次郎とお有夫婦は、その帰り道、尚武館道場が解体される現場に遭遇する。一方、姥捨の郷に寄寓する坂崎磐音ら一行は、嫡男空也を囲み和やかな日々を送っていたが、雹田平とその配下が再三再四紀伊領内に姿を現わし…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし長編時代小説第三十七弾。

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