『日本書紀』に続く編年体の勅撰史書で、全40巻。文武天皇元年(697)から延暦10年(791)まで、日本が国家の体制を整え、独自の文化を開花させた時代を記す。本巻は巻1〜10(天平2年)を納める。律令の整備、平城遷都、藤原氏の台頭、領域の拡大など。