アフリカン・アメリカンであること、そして男社会のジャズ界で女性であること。本書に登場する女たちは、そんな"二重のマイノリティ"として音楽人生を生きた。ジャズという音楽が何を背負ってきたか、彼女たちの生き方は静かにそれを語ってくれる。輝きと闇、強さと弱さ-。八人のジャズ・ウイメンの音楽と人生を描く。