200字5枚に命を張る、コラム界の仕事人・泉麻人。「スタジオ・ボイス」誌でのデヴュー以来、悪魔に右手を売ったと非難されつつも、ナウ、レトロ、アイドル、新人類と、様々な分野に浸透し、時代を弄び、世論を蹴散らし、軽やかに飽食の'80年代を駆け抜けた。そんな彼の偉大なる足跡を集大成した本書は、コラム魂がぎゅーっと濃縮された、天然果汁100パーセントの雑文缶詰である。