敗戦の焼跡から、ゆっくりと歩き始めた著者は、メディア論、基地社会、天皇制、写真など、多彩なテーマに取り組みながら、やがて「ベトナム」という決定的な問いに出会う-大いなる序章。本著作集は、これまで公表された著者の全著作・論考・講演録を、年代順・テーマ別に分類、精選して編んだものである。