文章とことばの新しい情景をつねに視野に入れてきた著者が、本を読む人におくる、きびしくもあたたかい1冊。この3年間に発表されたエッセイの中から読書に関わる61編を選び、書き下ろし「銅のしずく」を添えた。〈受賞情報〉毎日出版文化賞書評賞(第70回)