インターネットの普及、経済の低迷などを背景に、日本でもアジアに対する極端な民族差別発言が公然と語られ、叫ばれるようになった。ナチスの台頭、ヨーロッパの反ユダヤ主義などの分析と比較のなかからレイシズム、ゼノフォビアに対する原理的批判の試み。