• Author脇本健弘 町支大祐 中原淳
  • Publisher北大路書房
  • ISBN9784762828973
  • Publish Date2015年5月

教師の学びを科学する / データから見える若手の育成と熟達のモデル

「ベテラン一斉退職」と「若手大量採用」時代をどのように乗り切るか? 若年化が進む横浜市公立学校の教師,初任者から経験10年次までを対象とした大規模調査データをもとに,教師の成長を促す経験や他者との関わりを分析することで,新時代における若手をコアとした育成と熟達のモデルを提唱する。学校現場での新たな研究の有り方をも示した,新人教師や研修担当を強力にサポートする本。

◆ 白梅学園大学 教授 無藤 隆 氏 推薦! 若手教師の育成をメンターチームにより進める。 著者たちの実証調査と研修の組織化が横浜の学校を変える。

◆目 次 監修者より,本書の刊行によせて 第1章 教師をめぐる今日の状況――社会背景 第2章 これまでの教師研究――本書の理論的位置づけ 第3章 調査概要――本書で用いるデータ 第4章 教師は経験からどのように学ぶのか――教師の経験学習 第5章 教師の成長を促す大学時代の経験――大学からのトランジション 第6章 学校への新規参入と適応――組織社会化 第7章 若手教師が抱える困難――参入時の困難経験 第8章 初めての異動――初任校から2校目への環境変化 第9章 若手教師としてリーダーを務めること――リーダー経験 第10章 学校内における組織的なメンタリング――メンターチーム 第11章 若手教師への効果的な支援――メンターチームの手法 第12章 管理職のメンターチームへの関わり――メンターチームと管理職 第13章 メンティからメンターへの移行――メンタリング行為の連続性 第14章 総 括――若手教師の成長と育成 第15章 教員研修の変革――サーベイフィードバックの応用 第16章 これからの教師教育研究――学校現場・教育委員会・大学の三者間連携 あとがき

◆好評の関連書 『研修設計マニュアル◆人材育成のためのインストラクショナルデザイン』 http://www.kitaohji.com/books/28942.html 『21世紀型スキル◆学びと評価の新たなかたち』 http://www.kitaohji.com/books/28577.html

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