第Ⅰ部 労働社会の大転換を見すえる 第1章 グローバリゼーションの衝撃 第2章 企業中心社会のもとでの日本の格差社会 第3章 格差社会から階層社会への転成 第Ⅱ部 労働運動のルネッサンス 第4章 労働組合の機能と組織性格 第5章 企業別労働組合体制を脱却する方途を探る 第6章 新ユニオン運動の提唱 第7章 福祉国家戦略と「労働政治」の展開 第Ⅲ部 戦後労働運動史の断面──企業別労働組合の形成── 第8章 戦後の高揚と企業別労働組合への水路(一九四五〜六〇年) 第9章 企業主義的統合と労働運動の跛行的展開(一九六〇〜七五年) 第10章 労働運動の後退と労働社会の構造転換(一九七五年〜) 第11章 企業別労働組合をめぐる論争をふりかえる