つらくても逃げ出してはいけない。こういう思い込みが人をさらにつらい心理状況に追い込みます。つらさは耐えていればますますつらくなるだけなのです。私は、つらかったら逃げ出してしまえばいいのに、と考えています。実際、これまでもそうしてきました。つらいことはやめる、という選択をしたこともあります。実は、このほうが、結果的に、よりつらいことに立ち向かっていける自分になれるのです。自分に枠をはめて苦しい生き方をするのはバカバカしい。やりたいことを思いっきりやれ。宋文洲氏が贈る熱きメッセージ。