「おとうさんの まゆげは ふとくて おおきい……。」「まゆげちゃん!」ではじまる、真珠まりこさんの絵本です。
絵本のなかでは、おとうさんののまゆげが、上に上がったり、下に下がったり、まんなかによったり、……。ユーモラスに動きます。それを見て、男の子が真似をしてみるのですが、どうしてもうまくできません。するとお父さんが、男の子に声をかけてあげます。「おとなになったらできるよ」って。
大きくなることの楽しみを教えてくれるおとうさん。ゆかいなまゆげの動きとともに、思わず「へんがお」をしてみたくなるような楽しい一作。