ミアの村は、大きな街と雪をかぶった高い山々のあいだにある小さな集落。村の家々は人々があつめた半端物やこわれ物でつくったものです。街の人が捨てた不用物をあつめ、街へ売りにゆく暮らし。そんななかで、お父さんがすて犬を街から連れ帰ってきてから、ミアの毎日は変わります。持っているものは少なくても、今あるものを夢につなげていく-ミアの希望のものがたり。