2016年6月27日
リブライズ合同会社、一般社団法人まちライブラリー
「まちライブラリー@もりのみやキューズモール」(オーナー:東急不動産株式会社、運営:一般社団法人まちライブラリー)は、2015年4月27日に大阪市中央区森ノ宮のショッピングモール「もりのみやキューズモールBASE」に開設されたコミュニティ型の大型民間図書館です。
“蔵書ゼロ冊からの図書館”として利用者が本を寄贈して貸し借りをする、また、利用者がライブラリーでイベントを主催するなど地域コミュニティを生み、育む施設を目指しています。
まちライブラリー@もりのみやキューズモールでは、2016年6月22日(水)に来場者が20万人を突破、蔵書登録数は1万冊、貸し出し総数は13000冊を超えました。
この活動を支えているのは、リブライズ合同会社(代表社員 地藏真作、河村奨)と一般社団法人まちライブラリー(代表 礒井純充)が共同開発した「コミュニティ型図書館システム」です。
「コミュニティ型図書館システム」は、民間型図書館用の会員および図書貸出管理システムです。リブライズが提供している本の登録Webサービス《リブライズ〜すべての本棚を図書館に〜》とまちライブラリーが開発した《会員登録システム》を組み合わせることにより、会員専用のカードの発行、蔵書の登録、貸出返却管理などに対応、個人のプライバシーを保護し、民間図書館でも利用者および本の貸出の管理を手軽に行うことができます。
リブライズによるWebサービス《リブライズ ~すべての本棚を図書館に~》は、ユーザーの年齢層や男女差を問わず、誰にでも簡単に、図書館を始められるサービスとして、2012年9月のリリース以来、1,100ヵ所を超えるスペースが参加し、蔵書総数は310,000冊を超えるなど、利用者の支持を得て広がり続けています。
まちライブラリーでは、まちライブラリー@もりのみやキューズモールを始め、まちライブラリー@OIC、まちライブラリー@大阪府立大学などにおいて《会員登録システム》を運用してきました。また、現在、まちライブラリーは340カ所に増え、本を介したコミュニティ型ライブラリーが全国に広がっています。
今後、リブライズならびにまちライブラリーは、「コミュニティ型図書館システム」の本格的な導入に向けて、当システムの認知、拡大を図り、コミュニティ型ライブラリーを支援してまいります。
リブライズ合同会社が運営するWebサービス。「すべての本棚を図書館に」をテーマに掲げ、まちライブラリーを始め、コワーキングスペース、オフィス、大学、居酒屋、海外の日本人コミュニティなど、セミパブリックな蔵書を貸し借りする関係をつなげ、誰でも簡単に、本によるコミュニティを形成するツールを提供しています。このことが評価され、2013年10月には2013年度グッドデザイン賞を受賞しました。 Webサイト: https://librize.com/ja
まちライブラリーは、メッセージカードを付けた本をカフェやショップ、病院、お寺、オフィスや個人宅……といったまちの中の本棚に置き、本を介して人々が出会い交流するコミュニティ型のライブラリーです。誰でもオーナーとしてライブラリーを始めることができます。大阪を中心に全国に約340カ所(2016年6月現在)、そこにはオーナーの個性溢れる本棚があり、本の貸出や読書会、勉強会など様々な催しが行われています。
まちライブラリー提唱者 礒井純充
2013年9月Library of the Year2013優秀賞受賞
2013年10月2013年度グッドデザイン賞受賞
WEBサイト http://machi-library.org
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