2017年11月27日
リブライズ合同会社は、当社が提供するコミュニティ型図書館Webサービス「リブライズ 〜すべての本棚を図書館に〜」(以下リブライズと表記)が、公立小中学校向けの蔵書管理システムとして、全国で初めて、岐阜県山県市に導入されたことを発表いたします。
また、山県市小中学校群の蔵書をネットワーク化し、さらには学校教育に関わる地域住民にも開放することにより、地域とのつながりを高める取り組みも開始します。
当社は、今後も山県市と連携することで、小中学校図書館における課題を発見・対応していきます。このことにより、山県市以外の小中学校や、学校だけにとどまらず、本のある公共性の高い施設や利用者に向けて、読書活動を活性化させるサービスを提供していきます。
2012年9月からサービスを開始した、誰でも図書館が作れるサービスです。
サービス開始直後にFacebook App Awardで大賞を受賞、2013年にはグッドデザイン賞を受賞しています。
2017年11月下旬の時点で、蔵書総数はおよそ450,000冊、実際に貸し借りを行った利用者はおよそ2万人となっています。利用されている場所はコワーキングスペース、大学研究室、海外の日本人コミュニティなど多様です。
Facebookを利用する場合、基本的には無料で利用でき、Facebookを利用しない場合でも低価格で利用できます。
クラウドを利用することで、パソコンと安価なバーコードリーダーがあれば、簡単にサービスの利用が始められます。
簡単に操作が行えるため、パソコンが得意でないお子さんや年配の方などでもご利用いただけます。
昨年より、山県市の桜尾小学校において、導入の実証実験を行ってきました。
学校図書館を中心とし、本を通じて地域に住む方との接点を作るというコンセプトをご提示いただき、それをリブライズを通じて実現するため、機能の拡張や調整を続けてきました。
今回の発表でそれが認められたことをたいへんうれしく思っています。