人はなぜ人を殺すのか…。明治26年河内国の城戸熊太郎が10人もの人を次々と斬殺・射殺した、河内音頭のスタンダードナンバー「河内十人斬り」をモチーフに、町田康が永遠のテーマに迫る渾身の長編小説。〈受賞情報〉谷崎潤一郎賞(第41回)