モノと情報があふれる時代、「創造の場」として見直されるべきは「家庭」である。かつて、家庭は安定したところとみなされていたが、昨今の流動的な社会にあわせ、変動系の家政学が必要とされるようになった。家庭というシステムを、情報論・文明論的な切り口から考察する刺激に満ちた論考。