本書は、回遊魚と根付き魚との差、といった魚自体の本質的な問題から、土地ごとの漁獲法、各国の漁業政策、国民の食習慣、環境保護と資源開発といった問題まで、多様な視点から魚食文化を再考し、併せて、魚介類をより美味しく楽しむ方法をも提案する。