「警備員ならどっちのエレベーターが止まっているか教えろってんだよ!
俺たちの金で警備してんだろ !!! 」
通行人にクレーム入れられ、現場監督に怒鳴られ、警察に注意され …… 。
「誰でもなれる」「最底辺の職業」と警備員自身が自嘲する
〝交通誘導員〓の実態を、笑いと涙で描き出す快作
喜びも笑いも涙もすべて路上にあり!
全国 60 万人の警備員の 40 %を占める「交通誘導員」を克明に描いた初めての作品
(警備員の小説はいくつかあります)。
同僚の多くは 70 代、超高齢化社会に進む現代ニッポンの縮図がここに。