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親として、人生の先輩として、
為末大がいま、こどもたちに伝えたい
自由に、しなやかに生きるコツ!
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楽しいことばかりではない毎日も、ちょっとくふうをしたり、こだわりを捨てたりすることで、
自由に、しなやかに、苦しいことから距離をとって、歩んでいくことができる。
そんな「生き抜くチカラ」を、為末大が50の「ことば」にまとめました。
親子でいっしょに読んで、話して、考えられる、ことばの絵本です。
◆「はじめに」より抜粋◆
これからつらいことも、悩むこともあるかもしれないキミに、
「ボクのやり方をすれば、きっとうまくいく」なんて、とてもいえない。
だけど、ある人がこんな考え方をしたんだ、こんなくふうをしたんだっていうことは、
少しは役立つかもしれないと思って、
この本を書くことにしたんだ。
むずかしく考えなくてもいいよ。「だいじょうぶ。なんとかなる。」
――この本を読み終わったときに、キミが少しでもそう思っていてくれたら、ボクはうれしい。
そして、その思いがキミの人生を「生き抜くチカラ」になるといいな。
◆こんな「ことば」を収録◆
走りながら考える。正解を求めすぎない。
「自分が勝てる場所」を見きわめる。
挑んで、負けて、また立ち上がる。立ち上がった瞬間、自分をもっと好きになる。
人からの評価に、自分を乗っ取られてはダメ。
長所・短所は単なる「かたより」。
まじめになりすぎない。かっこつけすぎない。いい人でいすぎない。
「努力」は「夢中」に勝てない。
「せっかくここまでやったんだから」には要注意。
苦しいときほど、種をまく。
しあわせのカギは「なにげなさ」にある。