人気アーティストの知られざる下積み時代!
ドラムを叩きながら歌うという独自のスタイルで世の中の度肝を抜き、いまも変わらぬハイトーンボイスで人気を誇るアーティスト、稲垣潤一。小学校時代、初めて聴いたビートルズに衝撃を受けて音楽に目覚め、以来、中学、高校とバンド活動に明け暮れたといいます。 そんな稲垣少年は高校卒業後、就職先を1日で辞めて地元・仙台で「ハコバン」――キャバレーやディスコなどで生演奏するバンド――の世界に飛び込みました。 ハコバンは、プロではありますが、あくまでローカルでマイナーな存在。いくら実力があっても、必ずしもメジャー・デビューできるとは限りません。挫折し、傷つき、それでも前を見据えて一歩一歩歩んでいく姿を、懐かしの洋楽ナンバーとともに描いていきます。
【編集担当からのおすすめ情報】 音楽の話が満載で、とくに洋楽ファンは必見です。 ハコバンを知っている人には懐かしく、知らない人には新鮮に楽しめるでしょう。 洗練された都会的なイメージがある稲垣さんの、意外すぎる面が次々と明かされるので、ファンにはたまらない一冊です。