• Author景山民夫
  • Publisher角川書店
  • ISBN9784048724852
  • Publish Date1988年3月

遠い海から来たCoo

小畑洋助、12歳。海洋生物学者の父・徹郎とふたり、フィジー諸島はパゴパゴ島に移り住んですでに3年になる。洋助はある朝、ジェットスキーを駆っての通学の途中、珊瑚礁の潮だまりにひとつの生命を発見した。それは、今から6500万年前にこの世に生を食んでいたプレシオザウルス、その末裔だった。そしてその奇跡の生命は洋助の侘む前で両眼を瞠き、やがて歓声の産声をあげた。洋助はこの瞬間からクーの母親となった。しかし平和な日々は長くはなかった。クーの存在そのものが、フランスの核実験実施の鍵となるとは誰が想像しただろう。洋助と徹郎は、フランス諜報機関SDECEの襲撃を前に、銃をとった。クーのために。友情のために。愛のために。文壇を猛攻する気鋭が贈る、渾身の海洋冒険ファンタジー。

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 日本の歴史 4
  • 平清盛 後編 / NHK大河ドラマ・ストーリー
  • 平清盛 前編 / NHK大河ドラマ・ストーリー
  • 白髪の国のアリス 田村セツコ式紙とえんぴつハート健康法
  • すぐ死ぬんだから
  • 今度生まれたら
  • 海賊とよばれた男 下
  • 海賊とよばれた男 上
  • この世の春 下
  • この世の春 中