「『気になる子』を気にしすぎる子ども」 「友だちを傷つける子ども」 「愛着に課題がある子ども」 「険悪な関係の子ども」 「何らかの配慮が必要な子ども」 など・・・どのクラスにもこのような子どもたちはいると思われます。
しかし、この子どもたちに教師がケアをせずにいると 次第にクラスは荒れ、いじめが起きやすくなり、 学級崩壊へとつながるかも知れません。
そのような子どもたちも含め、クラス全員が安心して学べる場をつくる。 これが「人的環境のユニバーサルデザイン」です。
本書では、子どもたちの心理や置かれた環境から行動の原因をさぐり、 さまざまな事例を踏まえ、具体的な手立てを解説します。
執筆陣は、ユニバーサルデザイン・学級経営・特別支援教育の日本を代表するエキスパート
阿部利彦(星槎大学大学院教育実践研究科教授) 赤坂真二(上越教育大学教職大学院教授) 川上康則(東京都立矢口特別支援学校主任教諭) 松久眞実(桃山学院教育大学教育学部教授)