• Author森真沙子
  • Publisher二見書房
  • ISBN9784576200163
  • Publish Date2020年2月

送り舟 / 柳橋ものがたり 4

数奇な人生を歩んだ老中小笠原長行の重大な決断と約束!
私の嫡子を拾ってほしい!
子のいなかった大名が、初めての子を捨てるとは?(第五話「送り舟」)
時代推理の俊英がしっとり描く五つの謎と事件の行方。
夜中、船宿「篠屋」に供ひとりを連れた侍がなだれ込んできた。追われているをいう。
あとで知れたが、老中の小笠原壱岐守長行だった。
唐津藩六万石の嫡子として生まれたが二歳で父を失い、幼すぎて藩主になれず三十六歳まで深川でひっそりと暮らした。
だが、ある時、青天の霹靂のように脚光を浴び…。
生麦事件の処理で「江戸を救った恩人」ともいわれていたが……。
◆ 著者について
森 真沙子 もり・まさこ
奈良女子大学文学部卒業後、雑誌、週刊誌の記者を経て1979年『バラード・イン・ブルー』で第33回小説現代新人賞を受賞し、文壇デビュー。
以後、近代史や現代史に材を採ったミステリー作品で活躍し、近年では中世、古代史にも範囲を広げ、歴史推理や歴史伝奇作品を精力的に発表している。
◆ 好評既刊
時雨橋あじさい亭 全 3 巻
箱館奉行所始末 全 5 巻
日本橋物語 全 10 巻
( いずれも二見時代小説文庫 )

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