鈴木寛 氏(元文部科学副大臣,東大・慶大教授)推薦!!!
「新学習指導要領のベースにある考えを完全理解できる必読の書。」
新学習指導要領が目指す,AI時代を生き抜くための資質・能力とは? またその育成方法はどうあるべきか? 文科省が推進する国際バカロレアも取り入れている「概念型カリキュラム」について,単元設計から評価まで解説。学習者が事実だけでなく,批判的・創造的思考を獲得できる指導法を具体的に紹介。
【主な目次】
1章 思考する教室
授業風景
脳のはたらき
相乗的思考
知力の発達
教科特有の思考方法と実践方法
思考する教師と生徒
2章 「知識の構造」と「プロセスの構造」
知識の構造
プロセスの構造
教育者のためのパラダイムシフト
学年ごとの概念的理解の形成
3章 概念型の指導単元を設計する
学際的単元と教科専門単元の設計
概念型単元を設計するためのステップ
トピック型単元と概念型単元の比較
単元マップを理解する
学年とともに進む概念的理解
アクティビティー vs. 理解を測るための評価課題
単元の設計に関するQ&A
演繹的指導と帰納的指導
4章 概念型の授業における探究学習
探究学習
概念型授業の設計:問題とその解決策
社会科と国語の学際的授業案
授業をより概念型のものにするにはどこから始めたらよいか
5章 概念型教師の成長と自己評価
教師の態度と信念
成長する概念型教師のルーブリック
概念型授業において一人ひとりをいかすには
誤解を紐解く