いつの時代も子どもたちは生きづらい。ならば、今の子どもたちが生きづらさを感じているのは何か? 今なにが起きているのか? SNSの発達やコロナ禍がもたらしたものは何か。長年不登校に携わってきた二人の臨床家、高橋良臣、川場哲也と現状を憂う小説家の天童荒太が、昔日との比較をとおして現状を理解するとともに、鼎談をとおして「私たちが今できること」を模索する。語りの中から、この時代を若者たちが生きていくためのヒントが見えてくる。
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