「まる」の死から2年。
心筋梗塞での入院から2年半。
あれから養老先生はどうなった?
『養老先生、病院へ行く』待望の続編、ついに発売。
大病から復活後、久しぶりに病院を訪れることを決意した養老先生。
決して好きではない病院や医療と絶妙な距離を取りつつ、
老いや加齢、猫、虫、そして死について
教え子の東大病院の医師・中川恵一と縦横無尽に語りあい、
みずからの健康法についても初告白。
医療システムから逃れようとする養老先生と、
その姿勢を個人的には容認しつつも、
システムの側にいる中川先生。
この2人の医療に対する考え方を、
『養老先生、病院へ行く』同様、
往復書簡スタイルで交互に語りあう。
巻末では、作家・阿川佐和子さんとの鼎談も収録。
*カラー口絵16ページ・本文モノクロ写真も多数掲載。
■目次
1章 養老先生、医療について語る
2章 健康法は人の数だけ存在する
3章 養老先生、「老い」を語る
4章 「加齢」との賢いつきあい方
5章 養老先生、死を語る
6章 死のリスクをゼロにはできない
7章 特別鼎談 医療、介護、そして猫を語る