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  • 著者山本謙治
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062724906
  • 発行2008年3月

日本の「食」は安すぎる / 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない

タブーを犯さなければ生産者は生きていけない
安さだけの追究が、食品偽装を引き起こす
本物には、必要な「適正価格」がある。買い支えよう!日本の素晴らしい食を!!
安い食を求め続けるということは、身近な日本国内の生産者・製造業者を生活できない状況に追い込んでいくということでもあるのだ。本書で言いたいことはひとつだ。それは「日本の食品価格は安すぎる」ということである。最近、マーケティング業界の集まりなどでも、「農業などの第一次産業を復興させるためには、価格を少なくとも1.5倍、できれば2倍くらいに上げなければ無理でしょう」という話をする。聴衆が期待しているのは、「様々な工夫によって、良質なものを低価格で提供できるビジネスモデルが成り立つんですよ」といった話なのはわかっている。けれども、そんなムシのいい話は、そもそもどこにも存在しない。新鮮で、安全で、美味しい食品は、高くて当たり前のものなのだ。
●食品偽装は消費者にも責任アリ?
●モノを作る人の顔が見えていない
●「本物」に必要な適正価格とは
●1本200円以下の地鶏は疑うべき
●化学調味料入りの方が売れる!?
●こだわりの豆腐は1丁300円!
●市場から消えつつある伝統野菜
●「卵は物価の優等生」の裏側
●共感できる商品を「買い支える」
●安全のコストは誰が払うのか?

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