あのとき救えなかった命が、原点なんだ。
目の前で失った小さな友、
なすすべなく消えていった命、
ふがいなかった自分。
どれだけ修行を積んでも、
どれだけ現場に立っても、
忘れられない「原点」がある。
僧侶を志した日、
救急医を志した日。
どちらもそばにいてくれた
あの人の命が、尽きようとしている…
僧侶として、医師として、
今の自分に何ができるのか!?
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