2004年11月の連載開始当初より、イメージを駆使した独特のワイン表現が人気を博し、ついに350万部突破。多彩な情報、そしてその正確さから、ワイン愛好家はもちろん、ワイン生産者などの業界関係者からも高い支持を得る。その人気は国境を越え、韓国では空前のワインブームの立役者に。2008年の4月には、ワインの本場・フランスでも出版が開始され、各巻1万部以上という異例のセールスを記録中。
太陽ビールワイン事業部は、大手スーパー新規出店の際の、ワイン品揃えのプロデュースを任されることになった。しかし、その窓口である高杉部長は高級ワインだけを集めてくれと依頼してくる。「ワインはもっと気軽に楽しむものなんじゃないか」雫は高杉を説得するために、五大シャトーを凌駕する格下ワインを見つける事を約束する。しかし、それは砂漠から一粒のダイヤを見つけるような難解な作業でもあった。